健康づくり運動では、主運動だけでなく、その前後に行うウォームアップとクールダウンが非常に重要です。
運動効果を高めるだけでなく、
けがの予防
心血管事故の予防
疲労回復
運動継続
にも大きく関わります。
本章では、ウォームアップ、クールダウン、ストレッチングの目的と実践方法について学習します。
- 1 ウォームアップとは
- 2 ウォームアップの目的
- 3 ウォームアップの方法
- 4 補助的に行うもの
- 5 ウォームアップの時間
- 6 ウォームアップ終了の目安
- 7 ウォームアップでのストレッチング
- 8 ウォームアップ前の静的ストレッチング
- 9 ウォームアップで推奨される方法
- 10 夏季の注意点
- 11 冬季の注意点
- 12 冬季のウォームアップ
- 13 クールダウンとは
- 14 クールダウンの目的
- 15 クールダウンの方法
- 16 その後に行うもの
- 17 クールダウンの時間
- 18 クールダウンでのストレッチング
- 19 ストレッチングとは
- 20 ストレッチングの種類
- 21 静的ストレッチング
- 22 静的ストレッチングの特徴
- 23 動的ストレッチング
- 24 動的ストレッチングの特徴
- 25 バリスティックストレッチング
- 26 PNFストレッチング
- 27 PNFストレッチングの特徴
- 28 ストレッチングの主な効果
- 29 試験によく出るポイント
- 30 覚え方
第8章Aスライド解説
この章で学ぶこと
✓ ウォームアップの目的
✓ ウォームアップの方法
✓ クールダウンの目的
✓ クールダウンの方法
✓ ストレッチングの種類
✓ 静的ストレッチング
✓ 動的ストレッチング
✓ PNFストレッチング
✓ ストレッチングの効果
ウォームアップとは
主運動を安全かつ効果的に行うための準備運動です。
ウォームアップの目的
主な目的は
- 体温上昇
- 筋温上昇
- 心拍数増加
- 関節可動域向上
- 神経系活性化
- 傷害予防
です。
ウォームアップの方法
一般的には
- ウォーキング
- 軽いジョギング
- 自転車こぎ
などの軽い有酸素運動を行います。
補助的に行うもの
- 軽い体操
- 関節運動
- ストレッチング
- マッサージ
などです。
ウォームアップの時間
一般的には
運動時間全体の約10%
1時間の運動なら
5~10分程度
行います。
ウォームアップ終了の目安
- 身体が温まる
- 軽く発汗する
- 心拍数上昇
- 関節が動きやすくなる
状態です。
ウォームアップでのストレッチング
試験頻出です。
ウォームアップ前の静的ストレッチング
長時間の静的ストレッチングは
- 筋力低下
- パワー低下
を招く可能性があります。
ウォームアップで推奨される方法
- 短時間(約10秒)の静的ストレッチング
- 動的ストレッチング
が推奨されます。
夏季の注意点
- 高温多湿を避ける
- 朝夕の涼しい時間帯
- 水分補給
- 直射日光回避
が重要です。
冬季の注意点
試験によく出ます。
寒冷環境では
- 血圧上昇
- 心筋梗塞
- 脳卒中
の危険が高まります。
冬季のウォームアップ
- 室内で十分に身体を温める
- 長めに実施する
- 防寒対策を行う
ことが重要です。
クールダウンとは
主運動後に身体を安静状態へ戻すための運動です。
クールダウンの目的
- 心拍数回復
- 呼吸数回復
- 血圧回復
- 疲労回復
- 筋緊張緩和
です。
クールダウンの方法
まず
- ウォーキング
- 軽いジョギング
などの低強度有酸素運動を行います。
その後に行うもの
- 軽い体操
- 静的ストレッチング
- マッサージ
です。
クールダウンの時間
運動時間全体の約10%
1時間の運動なら
5~10分程度
が目安です。
クールダウンでのストレッチング
ウォームアップと異なり、
15~30秒程度保持する静的ストレッチング
が推奨されます。
ストレッチングとは
筋や腱を意識的に伸ばし、
柔軟性向上や傷害予防を目的として行う運動です。
ストレッチングの種類
大きく
①静的ストレッチング
②動的ストレッチング
に分類されます。
静的ストレッチング
反動を使わず、
ゆっくり伸ばして保持する方法です。
静的ストレッチングの特徴
- 安全性が高い
- 柔軟性向上
- リラクゼーション効果
があります。
動的ストレッチング
動きながら筋や腱を伸ばす方法です。
動的ストレッチングの特徴
- 体温上昇
- 神経系活性化
- パフォーマンス向上
に優れています。
バリスティックストレッチング
反動を利用する方法です。
筋や腱を傷める危険があるため、
一般的な健康づくり運動では推奨されません。
PNFストレッチング
試験頻出です。
固有受容性神経筋促通法
(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)
を利用した方法です。
PNFストレッチングの特徴
筋収縮後の弛緩を利用して
大きな関節可動域改善効果
を得る方法です。
ストレッチングの主な効果
- 柔軟性向上
- 関節可動域拡大
- 傷害予防
- 疲労回復
- リラクゼーション
です。
試験によく出るポイント
✓ ウォームアップの目的
✓ ウォームアップ5~10分
✓ クールダウン5~10分
✓ 冬季は長めに実施
✓ ウォームアップでは動的ストレッチング
✓ クールダウンでは静的ストレッチング
✓ 静的ストレッチング=反動なし
✓ 動的ストレッチング=動きながら行う
✓ バリスティックストレッチングは推奨されない
✓ PNFストレッチング
覚え方
【ウォームアップ】
温める → 動かす → 準備する
【クールダウン】
落ち着かせる → 伸ばす → 回復する
【試験頻出】
「運動前は動的」
「運動後は静的」
で覚えると整理しやすいです。
問題演習で理解を深めよう
第8章Aは実技試験・筆記試験ともに頻出です。
特に
・ウォームアップの目的
・クールダウンの目的
・静的ストレッチング
・動的ストレッチング
・PNFストレッチング
は重点的に学習しましょう。
健康運動実践指導者試験対策問題集
▼ 問題集はこちら
https://note.com/health_sports/n/n14ca86912a40
スキマ時間を活用して合格を目指しましょう。