当研究会は「健康運動指導士」試験合格のための問題集の制作や学習法、勉強法などの情報を提供しています

【図解】第8章E レジスタンス運動 |健康運動実践指導者試験対策

レジスタンス運動(レジスタンストレーニング)は、筋肉に抵抗(Resistance)を与えて筋力や筋持久力を高める運動です。

健康運動実践指導者試験では、

・筋収縮様式
・RM(最大反復回数)
・トレーニング目的別処方
・フリーウェイトとマシンの違い
・高齢者への指導

が頻出です。

第8章Eスライド解説

 

 

レジスタンス運動とは

筋に負荷や抵抗を加えて筋収縮を起こし、

✓ 筋力

✓ 筋パワー

✓ 筋持久力

を高める運動です。


使用される負荷

・バーベル

・ダンベル

・マシン

・ゴムバンド

・チューブ

・自体重

・水圧

・油圧

などがあります。


レジスタンス運動の分類

大きく

①筋活動様式

②動作様式

③使用器具

で分類されます。


筋活動様式による分類

①アイソメトリック

②アイソトニック

③アイソキネティック

の3種類です。


アイソメトリックとは

等尺性収縮

筋長を変えずに力を発揮する運動です。

代表例

・握力測定

・壁押し

・プランク

です。


アイソメトリックの特徴

✓ 動きを伴わない

✓ 手軽にできる

✓ 短時間で筋力向上

✓ 関節角度特異性がある

という特徴があります。


試験頻出

アイソメトリックは

「鍛えた関節角度±20°付近で効果が高い」

ことを覚えます。


注意点

息こらえをすると血圧が上昇します。

高齢者指導では呼吸を止めないことが重要です。


アイソトニックとは

等張性収縮

筋長を変化させながら行う運動です。


アイソトニックの種類

①コンセントリック収縮

(短縮性収縮)

②エキセントリック収縮

(伸張性収縮)

があります。


コンセントリック収縮

筋が短くなりながら力を発揮します。

ダンベルを持ち上げる動作

です。


エキセントリック収縮

筋が伸びながら力を発揮します。

ダンベルをゆっくり下ろす動作

です。


アイソキネティックとは

等速性収縮

一定速度で筋収縮を行う運動です。


アイソキネティックの特徴

✓ 専用マシンが必要

✓ 安全性が高い

✓ リハビリ向き

✓ 高齢者向き

です。


RMとは

RM=Repetition Maximum

最大反復回数です。


1RMとは

1回だけ持ち上げられる最大重量です。

最大筋力の指標になります。


20RMとは

20回反復できる重量です。

高齢者や初心者のトレーニングに利用されます。


トレーニングの原理・原則

①過負荷(オーバーロード)

②可逆性

③特異性

④全面性

⑤個別性

⑥意識性

⑦反復性

⑧漸進性

です。


高齢者の重点強化部位

✓ 大腿四頭筋

✓ 大殿筋

✓ 腹直筋

✓ 脊柱起立筋

が重要です。


頻度

週2~3回が基本です。


筋力向上の処方

初・中級者

60~70%1RM

8~12回

です。


筋力向上の休息

セット間休息

2~4分

です。


筋肥大の処方

70~80%1RM

8~15回

です。


筋肥大の特徴

✓ スロー動作

✓ 30~90秒休息

✓ 3~6セット

が基本です。


筋肥大が現れる時期

筋力増加は初期に神経適応で起こります。

筋肥大は

6~7週間後

から現れます。


筋パワー向上

30~60%1RM

3~6回

素早く反復します。


筋パワーの休息

2~4分

十分休息します。


筋持久力向上

30~50%1RM

10~25回

反復します。


最大筋力測定法

①1RMテスト

②最大下テスト

があります。


1RMテスト

実際に最大重量を挙上して測定します。

中上級者向きです。


最大下テスト

70~80%程度の重量を使用して推定します。

初心者・高齢者向きです。


フリーウェイト

ダンベルやバーベルを使用します。


フリーウェイトの長所

✓ 自由な動作

✓ バランス能力向上

✓ 日常動作に近い

✓ 多関節運動が可能

です。


フリーウェイトの短所

✓ 落下リスク

✓ 技術習得が必要

✓ 傷害リスク

があります。


マシントレーニング

軌道が固定された器具を利用します。


マシンの長所

✓ 安全性が高い

✓ 操作が簡単

✓ 狙った筋を鍛えやすい

です。


マシンの短所

✓ 動作が限定される

✓ バランス能力向上が少ない

✓ 飽きやすい

です。


自重トレーニング代表種目

✓ クランチ

✓ プッシュアップ

✓ チンニング

✓ スクワット

✓ ランジ

✓ ヒップリフト

✓ バードドッグ

です。


ゴムチューブトレーニング

高齢者や初心者に適しています。

20回以上できるようになったら強度を上げます。


ACSM高齢者ガイドライン

✓ 8~10種目

✓ 10~15RM

✓ 2~3セット

✓ 週2~3日

です。


高齢者トレーニングの目的

第一目標は

日常生活動作(ADL)の維持

です。


試験頻出まとめ

✓ アイソメトリック=等尺性

✓ アイソトニック=等張性

✓ アイソキネティック=等速性

✓ 1RM=1回最大重量

✓ 筋力向上=60~70%1RM

✓ 筋肥大=70~80%1RM

✓ 筋パワー=30~60%1RM

✓ 筋持久力=30~50%1RM

✓ 高齢者=週2~3回

✓ 大腿四頭筋・大殿筋強化


覚え方

「筋力は60」

「筋肥大は70」

「パワーは30」

「持久力も30」

と覚えると整理しやすくなります。


問題演習で理解を深めよう

第8章Eは健康運動実践指導者試験の中でも頻出分野です。

特に

『アイソメトリック・アイソトニック・アイソキネティックの違い』

『1RMと目的別トレーニング処方』

は毎年のように出題されるため確実に覚えておきましょう。

健康運動実践指導者試験対策問題集

▼ 問題集はこちら

https://note.com/health_sports/n/n14ca86912a40

スキマ時間を活用して合格を目指しましょう。

最新情報をチェックしよう!