健康運動指導士のテキストの理解度を確認する方法は、試しに問題を解いてみることです。
問題を解くことはアウトプット、アウトプットすることで記憶に定着しやすくなります。
まずは、テキストの理解度をチェックしましょう。
2026年版のテキストは全部で15章、各章から1問を用意したので試しに解いてみてください。
問題の解答にはテキストの該当ページを入れているので、テキストの出題文章に蛍光ペンを入れて覚えてください。
同時に不正解の文章もテキストの正しい記述部分に蛍光ペンを入れて記憶しましょう。
練習問題-トライアル15問を試しに解く
第1章 健康管理概論
① 2000年に採択された身体活動のトロント憲章では、ヘルスプロモーションの理念を身体活動領域で実現すべく作成された
② WHOは、高血糖を死亡の第1のリスクと位置付けている
③ ヘルスプロモーションは日本語で健康対策と訳されている
④ 健康日本21(第一次)までの国民の健康づくりの基本的要素は個人の生活習慣であるとしていた
第2章 体力づくり施策概論
a. 成人版では、わが国の過去20年間の1日の歩数や運動習慣者の割合が漸増していることが示されている
b. 成人版では、わが国の総座位時間は他国と比較して短いことが示されている
c. 高齢者版では、「筋力トレーニング、バランス運動、柔軟運動など多要素の運動を週3日以上」推奨している
d. こども版では、18歳未満の運動習慣の少ないこどもを対象としている
① a,b ② a,c ③ b,d ④ c,d
第3章 生活習慣病(NCD) 1、メタボリックシンドローム
a. 内臓脂肪蓄積状態に高血糖、脂質代謝異常、高血圧などの心血管疾患危険因子が重積した病態
b. メタボリックシンドロームの診断基準の一つに空腹時高血糖が110mg/dL以上がある
c. 伊藤裕のメタボリックドミノの概念は、複数の因子を並列的に捉えたものである
d. 国民健康・栄養調査では、メタボリックシンドロームが強く疑われる割合は男性よりも女性の方が高い
① a,b ② a,d ③ b,d ④ c,d
第4章 運動生理学
① 吸息では、横隔膜収縮による横隔膜の下降により、胸腔容積が増大して胸腔内圧を陽圧にし、体外の空気を肺胞に送り込む
② 安静時吸息の70~80%は横隔膜収縮による
③ 運動時には外肋間筋収縮による肋骨の挙上も加わり、よりの多くの空気を吸い込む
④ 激しい運動時には、頸部の胸鎖乳突筋や斜角筋などの補助呼吸筋もはたらき、肋骨をさらに挙上させて多くの空気を肺胞に送り込む
第5章 機能解剖とバイオメカニクス(運動動作の力源)
a. 物体に力を加えて移動させたときに「力学的仕事をした」という
b.力学にかかわる2種類のエネルギーである運動エネルギーとポテンシャルエネルギーを合わせたものを力学的エネルギーという
c.運動エネルギーとは、主に重力によるもの(位置エネルギー)とバネの復元力にるもの(弾性エネルギー)がある
d.ポテンシャルエネルギーは、運動をしている物体がもつ勢いを利用してできる仕事の量であり、並進運動によるものと回転運動によるものがある
① a,b ② b,c ③ b,c ④ c,d
第6章 健康づくりと運動の理論
① 絶対的運動強度の指標として、「健康づくりのための身体活動基準2013」で用いられているのがメッツである
② 絶対的運動強度のゴールドスタンダードは%VO2maxである
③ %VO2reserveとは、安静時の酸素摂取量や心拍数を0%、最大酸素摂取量や最高心拍数を100%として、当該運動強度がその間のどこにあるかという指標である
④ 主観的運動強度(RPE)とは、運動者が運動中に感じる運動の強度を数字で示すものである
第7章 運動傷害と予防
① 女性に多い
② 若年層に多い
③ 若年者の原因基礎疾患として不整脈あるいは左冠動脈起始異常が多い
④ 年齢にかかわらず原因の基礎疾患のほとんどが心血管疾患である
第8章 体力と運動能力の測定法
高齢者の全身持久力測定の直接法に関する記述で正しい組み合わせを選べ
a. 直接法は,専門スタッフに加え,運動負荷装置,呼気ガス分析装置,心電図モニター(心拍計)の完備が必要である
b. トレッドミルを用いた測定では,対象者がもっとも歩きやすい速度(30~50m/分)で歩くように導く
c. トレッドミルの傾斜を1分ごとに2%あるいは2分ごとに5%ずつ増加させるプロトコールを用いる
d. 信頼性・再現性の結果を得るために高齢者においても十分に激励の言葉をかけ,最大運動強度まで追い込むことが大切である
① a,b ② a,d ③ b,c ④ c,d
第9章 健康づくりの実際
a. ウォーキングフォームでは背筋をピンと伸ばし、顎を引き20m~30m前方をみつめる
b. 「アクティブガイド」では,18~64歳について1日合計60分,10,000歩が目安になっている
c. ウォーキングの場合体重の約2倍,ジョギングでは体重の約4倍の負担がひざや足首にかかるといわれている
d. 週1回程度のジョギングでは運動効果は得られにくい
① a,b ② a,c ③ a,d ④ b,d
第10章 救急処置
① 目の前で急に倒れ意識を失った人は、心停止である可能性がきわめて高い
② 心原性の心停止では、完全に呼吸が停止することが多い
③ あえぎ呼吸は(死戦期呼吸)は心停止を示す呼吸状態として普及する必要がある
④ 呼吸の有無の判断に自信がもてない場合には相手をけがさせることを恐れずに直ちに胸骨圧迫を開始すべきである
第11章 運動プログラムの実際
① 生理的強度の代表的変数は、「酸素摂取量(VO2)」である
② VO2の単位表記法としては、単位時間当たりの酸素摂取量を表す「L/分」と、体重1㎏当たりに換算した値である「mL/㎏/分」、安静時の酸素摂取量を基準とした倍数で表す「METs」の3種類がある
③ 「メッツ」は、個々人の安静時代謝から割り出して評価することはまれで、実際には「体重当たりVO2」の簡略系として用いられることが多い
④ 1メッツ = 5mL/㎏/分である
第12章 運動負荷試験
① 狭心症の多くは、安静時の心電図異常が認められないが、運動を負荷すると、心電図の虚血性変化、胸部圧迫感、絞扼感などの心筋虚血の徴候・症状が出現する
② うっ血性心不全では重症であるほど運動耐容能が低下するが、その重症度までは評価することはできない
③ 不整脈の診断や出現様式の確認には、ホルター心電図が用いられることが多いが、運動誘発性不整脈が疑われる場合には、運動負荷試験によりこの症状が不整脈によるものか否かを確認することができる
④ 運動耐容能の低下は、潜在的な冠動脈疾患の存在を示唆していることもある
第13章 行動変容の理論と実際
※トランスセオレティカル・モデルの構成概念およびそれらの相互の関連性を理解する
練習問題 トランスセオレティカル・モデルの記述で間違っているものはどれか
➀トランスセオレティカル・モデルは、人の行動変容にかかわる既存の理論を統合し、①変容ステージ、②変容プロセス、③意思決定バランス、④セルフエフィカシーの四つの概念に収束させたモデルである
②変容ステージは、人の行動変容の段階の行動に対する準備性および実践の程度の観点から五つに分類したものである
③変容プロセスとは、変容ステージ間を移行する過程において個人が行う方略を指し、10の方略がある。このうち、「反対条件づけ」、「援助的関係」、「強化マネジメント」、「自己解放」、「刺激コントロール」の五つの方略を経験的プロセスという
④セルフエフィカシーとは、社会的認知理論の中の主要概念であり「特定の状況下での行動遂行なに対する見込み感(自信)」のことである
①○
②○
③× 経験的プロセス → 行動的プロセス
④○
第14章 運動とこころの健康増進
行動変容のセルフエフィカシーの記述で誤っているものを選べ
① セルフエフィカシーとは、「特定の状況下での行動遂行に対する見込み感(自信)」であり、行動変容の分野で最も重要な概念の一つと考えられている
② 運動行動のセルフエフィカシーが高ければ、禁煙行動のセルフエフィカシーも高い
③ 成功体験とは、同様の課題、あるいは類似の課題に成功した経験であり、困難な課題でも過去に成功していればその課題に対するセルフエフィカシーは高い
④ 言語的説得は、他者から励ましや賞賛など肯定的な評価を受けることでセルフエフィカシーを高めることであり、専門家や自分にとって重要な他者からの説得はより有効である
第15章 栄養摂取と運動
問73 炭水化物の機能と種類に関する記述で正しいものを選べ
① 日本人が摂取する炭水化物の大部分はでんぷんである
② フルクトース(果糖)は最も甘味度の高い多糖類である
③ セルロースやラクトースは食物繊維である
④ デンプンは,グルコースが重合してできた単糖類である
いかがでしたか?
問題の正解の文章はテキストからそのまま出題しています。
不正解の文章はテキストの一部を変更しただけです。
どちらもテキストに蛍光ペンを入れて覚えましょう。
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テキストを読むだけのインプット学習は学習効率が引くく、10%程度と言われています。
一方で問題を解くことはアウトプット、学習効率は75%程度、かなり高い値です。
養成講習会でも、座学よりも実技講習の方が記憶に残っているのではないでしょうか。
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③図・表から厳選46問
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⑤トライアル試験75問-Ⅱ(試験形式)
⑥トライアル試験75問-Ⅲ(試験形式)
⑦各章と節にスライド教材を追加
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