エアロビックダンスは、音楽に合わせて全身をリズミカルに動かす有酸素性運動です。
ウォーキングやジョギングと同様に心肺機能を向上させるだけでなく、筋持久力や柔軟性、巧緻性の向上、ストレス解消にも効果があります。
健康運動実践指導者試験では、運動強度の調節方法やローインパクト・ハイインパクトの特徴、安全管理について頻繁に出題されます。
- 1 エアロビックダンスとは
- 2 エアロビックダンスの特徴
- 3 エアロビックダンスの特性
- 4 健康づくりへの効果
- 5 骨への効果
- 6 脳への効果
- 7 エアロビックダンスの運動強度
- 8 強度の目安
- 9 運動強度を決める4要素
- 10 強度を高める方法
- 11 ローインパクトとは
- 12 ローインパクトの例
- 13 ハイインパクトとは
- 14 ハイインパクトの例
- 15 試験頻出ポイント
- 16 着地衝撃
- 17 運動プログラムの構成
- 18 ウォームアップ
- 19 主運動
- 20 ベルカーブ
- 21 クールダウン
- 22 音楽の役割
- 23 音楽テンポ
- 24 シューズ選び
- 25 体調チェック
- 26 エアロビックダンスで多い傷害
- 27 シンスプリント予防
- 28 疲労骨折予防
- 29 指導者の役割
- 30 試験頻出まとめ
- 31 覚え方
第8章Cスライド解説
この章で学ぶこと
✓ エアロビックダンスの特徴
✓ 健康づくりへの効果
✓ 運動強度の調節
✓ ローインパクトとハイインパクト
✓ 運動プログラム
✓ 音楽の活用
✓ 安全管理
エアロビックダンスとは
エアロビックダンスは、ケネス・H・クーパーのエアロビクス理論をダンス運動に応用したもので、1969年にジャッキー・ソレンセンによって考案されました。
日本には1981年に紹介され、健康づくり運動として広く普及しました。
エアロビックダンスの特徴
音楽に合わせて行うリズミカルな有酸素性運動です。
下肢のステップ運動に上肢の動きを組み合わせた全身運動であり、運動を持続的に行うことが特徴です。
エアロビックダンスの特性
① 健康・体力づくりが目的
② 指導者がプログラムを作成する
③ 指導者の動きを模倣する
④ 音楽に合わせて行う
⑤ 幅広い年齢層が楽しめる
⑥ 限られた場所で多数が参加できる
という特徴があります。
健康づくりへの効果
継続的に行うことで
・有酸素性能力向上
・筋持久力向上
・柔軟性向上
・調整力向上
・生活習慣病予防
・メタボ予防
が期待できます。
骨への効果
エアロビックダンスは体重負荷型運動です。
骨への刺激が加わるため、
骨密度維持や骨粗鬆症予防にも有効です。
脳への効果
指導者の動きを覚えながら音楽に合わせて身体を動かすため、
認知機能の維持・向上にも効果が期待されています。
エアロビックダンスの運動強度
平均的な強度は
約7METs
とされています。
強度の目安
運動初心者
→ 最大心拍数の約50%
運動に慣れた人
→ 最大心拍数の約75%
を目標とします。
運動強度を決める4要素
① 身体重心の移動量
② 動員される筋量
③ 筋活動の大きさ
④ 動きの速さ(テンポ)
です。
強度を高める方法
・移動距離を大きくする
・腕を大きく使う
・歩幅を広げる
・テンポを速くする
などがあります。
ローインパクトとは
ジャンプを伴わないステップです。
ローインパクトの例
・マーチ
・ウォーキング
・ステップタッチ
・Vステップ
・グレープバイン
・ニーリフト
などがあります。
ハイインパクトとは
ジャンプを伴うステップです。
ハイインパクトの例
・ランニング
・ジャンピングジャック
・ジャンプホップ
・ツイスト
・スウイング
などがあります。
試験頻出ポイント
ローインパクト
=ジャンプなし
ハイインパクト
=ジャンプあり
です。
着地衝撃
ハイインパクトでは
着地時に大きな衝撃が発生します。
特に下腿部への負担が増加します。
運動プログラムの構成
エアロビックダンスは
① ウォームアップ
② 主運動
③ クールダウン
の3部構成です。
ウォームアップ
約10分間実施します。
目的は
・筋温上昇
・心拍数上昇
・傷害予防
です。
主運動
有酸素能力向上が目的です。
一般的には20~30分程度実施します。
ベルカーブ
試験頻出です。
主運動では
①アップ
②キープ
③ダウン
の流れで運動強度を変化させます。
急激な変化ではなく、
ベルカーブ状に変化させることが重要です。
クールダウン
5~10分程度行います。
目的は
・疲労回復促進
・血流改善
・筋緊張緩和
です。
音楽の役割
音楽は単なるBGMではありません。
・運動強度の調節
・リズムの維持
・心理的効果
をもたらします。
音楽テンポ
ウォームアップ
→120~130bpm
主運動
→140~160bpm
クールダウン
→ゆったりした音楽
が基本です。
シューズ選び
重要なポイントです。
① 衝撃吸収性
② 適度な柔軟性
③ 適度な滑りやすさ
を備えたものを選びます。
体調チェック
以下の場合は参加を控えます。
・食欲不振
・睡眠不足
・疲労感
・胸部症状
・37℃以上の発熱
・安静時心拍数100拍/分以上
です。
エアロビックダンスで多い傷害
① シンスプリント
② 疲労骨折
③ アキレス腱炎
④ 膝蓋軟骨軟化症
⑤ 腰部障害
です。
シンスプリント予防
・下腿筋力強化
・柔軟性向上
・硬い床を避ける
・着地方法の改善
が重要です。
疲労骨折予防
・ハイインパクト運動のやり過ぎを避ける
・同じ動作の反復を減らす
ことが大切です。
指導者の役割
① プログラム作成
② 安全管理
③ 動作指導
④ 動機づけ
⑤ 良い手本を示す
ことです。
試験頻出まとめ
✓ 平均7METs
✓ ローインパクト=ジャンプなし
✓ ハイインパクト=ジャンプあり
✓ ベルカーブ
✓ ウォームアップ→主運動→クールダウン
✓ 主運動20~30分
✓ 音楽テンポ120~160bpm
✓ シンスプリント予防
✓ 指導者の役割
覚え方
「ローは跳ばない」
「ハイは跳ぶ」
「強度はベルカーブ」
この3つを覚えておけば得点源になります。
問題演習で理解を深めよう
第8章Cは運動強度と安全管理が非常に出題されやすい分野です。
特に
・ローインパクトとハイインパクト
・ベルカーブ
・7METs
・シューズ選び
・傷害予防
を重点的に学習しましょう。
健康運動実践指導者試験対策問題集
▼ 問題集はこちら
https://note.com/health_sports/n/n14ca86912a40
スキマ時間を活用して合格を目指しましょう。