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筋肉も子育ても諦めない!アラフォートレーナーの挑戦ログ

こんにちは、研究会の和泉です!

42歳、二児の母にして、パーソナルトレーナー、そしてときどきブロガー。毎日がジェットコースターのような人生を送っています。

「和泉さん、どうやってそんなにたくさんのことをこなしているんですか?」

よく聞かれる質問です。正直に言うと、私にもよくわかりません(笑)。でも、一つ確かなのは、毎日が挑戦の連続だということ。

朝は5時起き。コーヒーを片手に、眠そうな顔の子どもたちを起こすところから私の一日が始まります。

そして夜は、クライアントのトレーニング指導やブログ執筆に追われ、気づけば日付が変わっていることも…。

でも、そんなバタバタした日々の中で、私は自分の人生に誇りを感じています。なぜって?それは…

このブログでは、トレーニングのコツから子育ての悩み、仕事と家庭の両立まで、アラフォーママトレーナーの奮闘記をお届けします。

時には笑い、時には共感し、そして時には「よし、私もがんばろう!」と思っていただけたら嬉しいです。

さあ、今日も新しい一日の始まりです。汗をかき、涙を流し、そして笑顔で乗り越えていく。そんな私の日常に、少しだけお付き合いください。

 

朝5時、目覚ましが鳴る前に目が覚める。習慣とはおそろしいもので、体が勝手に起きてしまう。「あと5分…」と思いつつも、ベッドから這い出す。

まずはコーヒーを一杯。カフェインが体に染み渡る瞬間、やっと人間らしくなる気がする。

「ママ~!」娘の叫び声。また何かを忘れたらしい。

「どうしたの?」

「体育の着替え、洗濯機の中!」

ため息をつきながら洗濯機へ向かう。こんな朝から汗をかくとは。

「もう、しっかりしてよね。昨日言ったでしょ?」

「ごめん…忘れちゃった。」

「はいはい。今度からちゃんと覚えておいてね。」

「うん…ママ、今日の放課後、友達と公園に行ってもいい?」

「いいわよ。でも、6時までには帰ってくるのよ。」

「やった!ありがとう!」

長男は相変わらず起きる気配なし。ドアをノックする。

「起きて~」

無反応。

もう一度、今度は大きな音で。

「起きろー!」

やっと返事が返ってくる。「はいはい…」

ドアを開けると、スマホを見ている息子の姿が。

「また夜更かししてたでしょ。何時まで起きてたの?」

「う~ん、1時くらい?」

「もう!勉強?ゲーム?」

「ちょっと勉強…で、ちょっとゲーム。」

「はぁ…わかった。でも、体に良くないわよ。今度からは11時には寝るのよ。」

「わかったよ~」

まあ、起きただけでも良しとしよう。

朝食の準備をしながら、頭の中でブログのネタを整理。「40代ママトレーナーの朝は戦場だ!」なんてタイトルはどうだろう。読者ウケしそうだ。

「ねえ、今日の部活どうする?」長男に聞く。

「うん、行く。今日は大事な練習があるんだ。」

「そう。がんばってね。」

「お母さん、今日の夕飯何?」長女が尋ねる。

「そうねぇ…鶏肉のトマト煮でもいい?」

「やった!大好き!」

子どもたちを学校に送り出し、やっと一息つく暇ができた。さて、今日のクライアント、柳沢社長との打ち合わせの準備だ。

柳沢社長は60歳。会社の経営者だが、最近健康に目覚めたらしい。去年まで「運動なんて時間の無駄」と豪語していた人が、今では週2回のトレーニングを欠かさない。人生何があるかわからない。

トレーニングルームに到着。柳沢社長が既に待っていた。

「おはようございます、柳沢さん。今日の調子はいかがですか?」

「ああ、昨日の夜は接待で飲みすぎてね。今日は軽めでお願いするよ。」

心の中でため息。「軽め」って言いながら、いつも途中で「もっとやれる!」って言い出すんだよなぁ。

「わかりました。では、まずはストレッチから始めましょう。」

ストレッチが終わり、軽いウォーミングアップに移る。

「柳沢さん、最近お仕事はいかがですか?」

「ああ、忙しいよ。でもね、このトレーニングのおかげで体力がついてきたんだ。長時間の会議も楽になったしね。」

「それは良かったです。運動の効果が仕事にも表れているんですね。」

「そうそう。それと、最近は社員にも運動を勧めているんだ。」

「まあ、素晴らしいですね。」

「君のおかげだよ。健康経営なんてね、前は笑っていたけど…」

トレーニングが進むにつれ、予想通り柳沢社長の調子が上がってくる。

「もっとハードなのをやろう!」

「でも、今日は軽めと…」

「いいから、いいから!」

結局、いつもと変わらぬハードなトレーニングに。終わった後、柳沢社長は満足そうな顔で言う。

「ありがとう。やっぱりしっかり動くと気分がいいね。」

「お疲れ様でした。でも、無理は禁物ですよ。」

「わかっている、わかっている。…そうだ、今度うちの会社で健康セミナーをやらないか?」

「え?私がですか?」

「ああ、社員の健康意識を高めたいんだ。頼むよ。」

「わかりました。検討させてください。」

新しい仕事の話に、少し興奮しながらも不安も感じる。でも、チャンスだ。

柳沢社長とのセッションが終わり、次のクライアントまでの間に急いでスーパーへ。夕食の材料を買わなきゃ。

レジで並びながら、スマホでブログの下書きを始める。

「40代の体で20代の体力を目指す!? 60歳クライアントに学ぶ若さの秘訣」

うん、これはいけそうだ。

家に戻ると、子どもたちが帰ってきていた。

「ただいま~」

「おかえり。宿題は?」

「うん、やったよ。」

長男の返事。怪しい。

「本当?見せてみて。」

「あ、いや…まだ全部は…」

「もう!嘘つくのはやめなさい。さっさとやりなさい。」

「はーい…」

夕食の準備をしながら、長女と学校での出来事を話す。友達との些細なトラブルに悩んでいるらしい。

「どうしたの?元気ないわね。」

「うん…友達とちょっとケンカしちゃって…」

「え?どんなケンカ?」

「私の言葉を誤解されて…でも、謝ったのに許してくれなくて…」

「そう…辛いね。でも、時間が解決してくれることもあるのよ。」

「本当?」

「ええ。ママだって、仕事で色んな人と接するけど、みんなと上手くいくわけじゃないの。でも、それでも頑張るの。あなたも大丈夫。」

「ママ…ありがとう。」

なんて言いながら、自分に言い聞かせているような気もする。

夕食後、子どもたちを寝かしつけ、やっとパソコンに向かう。ブログの続きを書こう。

「さて、今日のトレーニングで柳沢社長が言っていた面白い話があって…」

キーボードを叩く音だけが響く静かな夜。こんな時間が、私にとっては至福の時。

ふと時計を見ると、もう深夜0時を回っていた。

「あ~あ、また寝不足か…」

スマホを確認すると、息子からのメッセージが。

「ママ、明日の朝、早く起こして。テスト勉強したい。」

思わず笑みがこぼれる。「わかったわ。おやすみ。」と返信。

明日も5時起き。でも、これが私の生活。大変だけど、充実している。子どもたちの成長を見守りながら、クライアントの健康をサポートし、ブログを通じて多くの人に影響を与える。

そう、私は幸せなんだ。疲れているけど、幸せなんだ。

ベッドに入りながら、明日のスケジュールを頭の中で整理する。

「明日は朝一で息子を起こして…柳沢社長の会社でのセミナーの企画を考えて…夕方は娘の友達問題のフォローアップを忘れずに…」

そして、気づいたら眠りに落ちていた。また新しい一日が始まる。戦いの日々。

でも、私はこの戦いが好きなんだ。

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