「健康運動指導士になったら、どこで働くのが一番良いのか?」
この質問を私はこれまで何度も受けてきました。
私は仕事柄、多くの健康運動指導士や健康増進施設、フィットネスクラブ、病院関係者と接してきました。
この記事では、求人件数だけではなく、
「働きやすさ」
「将来性」
「収入」
「やりがい」
まで考えたランキングをご紹介します。
第1位 メディカルフィットネス・健康増進施設
理由
これから最も伸びる職場だからです。
生活習慣病や高齢化の影響により、
「医療」と「運動」
を結び付ける施設は年々重要性が増しています。
医師や理学療法士、管理栄養士と連携できるため、
健康運動指導士として最も専門性を発揮できる職場です。
私が感じること
私自身、健康増進施設に関わる先生方と仕事をする機会がありますが、
利用者から非常に感謝される仕事だと感じています。
単なる運動指導ではなく、
「病気を予防する運動」
に携われる点が魅力です。
第2位 病院・クリニック
近年急増しています。
糖尿病
高血圧
肥満
フレイル
など、
医療の中でも運動療法の重要性が高まっています。
第3位 フィットネスクラブ
現在でも最も就職者が多い分野です。資格保有者の就業先としてフィットネスクラブが大きな割合を占めています。
メリット
・求人数が多い
・若いうちから経験を積める
・接客力も身につく
デメリット
夜間勤務や土日勤務が多い場合があります。
第4位 介護施設
これから急成長する分野です。
介護予防教室
転倒予防
フレイル対策
認知症予防
など、
健康運動指導士が活躍する場面は増えています。
第5位 自治体・健康教室
意外な穴場です。
保健センター
市町村事業
健康教室
特定保健指導
などです。
安定して働ける反面、
募集人数は多くありません。
第6位 企業の健康経営
近年急激に増えています。
企業が社員の健康づくりを重視するようになり、
健康経営優良法人制度も追い風になっています。
今後期待できる分野です。
第7位 独立・フリーランス
実は夢があります。
私が知っている先生の中には、
企業講演
自治体講演
パーソナル指導
オンライン指導
などを組み合わせ、
会社員以上の収入を得ている方もいます。
ただし、
経験が必要です。
いきなり独立するより、
まず勤務経験を積むことをおすすめします。
年収だけで選ぶと失敗する
健康運動指導士の年収は200~400万円程度がボリュームゾーンという調査がありますが、勤務先や経験、副業の有無によって大きく変わります。
実際には
・セミナー講師
・パーソナルトレーニング
・オンライン指導
・執筆活動
などを組み合わせることで収入を伸ばしている方も少なくありません。
私が受験生に伝えたいこと
私は長年この業界に携わっていますが、
健康運動指導士は
「資格を取れば安泰」
という資格ではありません。
一方で、
「人を健康にしたい」
という気持ちを持ち続けられる人には、
これほど感謝される仕事も少ないと感じています。
利用者から
「先生のおかげで歩けるようになった」
「薬が減りました」
という言葉をいただける仕事だからです。
資格はスタートラインにすぎません。
資格取得後も学び続ける人ほど、
活躍の場は大きく広がります。
まとめ
健康運動指導士の就職先を私がおすすめする順番は次のとおりです。
- メディカルフィットネス・健康増進施設
- 病院・クリニック
- フィットネスクラブ
- 介護施設
- 自治体・健康教室
- 企業の健康経営
- 独立・フリーランス
どの職場にも魅力がありますが、今後は「医療」と「運動」を結びつける現場や、高齢化社会を支える分野で、健康運動指導士の活躍の場はさらに広がるでしょう。